平成３０年北海道胆振東部地震において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

９月６日３時６分。島松いちい保育園がある恵庭市は震度５強を観測しました。

園児、保護者の皆様、職員の全員の安否が確認されたときは、心から安心しました。

保育園は、電気が２日間止まりましたが、水道は通常通り使えましたが、６日は休園、７日と８日は余震の心配や給食提供の問題等もありできるだけご家庭で過ごしていただくようお願いしました。

１０日からは、通常通りの保育を再開！

子ども達は、いつも通りの笑顔をたくさん見せてくれましたが、いつもよりも涙が多く出る子、いつもより保育士に甘える子が多かったように感じました。

先生方は、そんな子ども達の気持ちを受け止めつつも、「いつも通り」にすることが何よりも大切と考えいつも通りの保育をしました。

新聞紙遊びをしたり、砂場遊びをしたり…

人参を収穫したり、子ども達のリクエストで玉入れをしたり…

変わらないの保育園での生活に安心した様子を見せていた子ども達。

その姿を支えるかのように物流が不安定な中、食材を届けてくださる業者さん、品物が入荷したらすぐに教えてくれた近隣のスーパーの店長さん。

地域の方々の優しさがたくさん詰まったおいしい給食を１０日から子ども達に提供することができました。

予定献立とは違うメニューでしたが、非常食ではなくいつも通りの給食。

栄養士の「もう１品つけてあげたい」という言葉を聞いた子ども達が厨房に届けたのは、園の畑で採れたミニトマト！いつも以上のおいしさを感じました。

子ども達の明るさ、保護者の皆様の温かい言葉、地域の方々の支え、職員の絆の深さに改めて感謝と大切さを感じた１０日間。

まだ、余震が心配ではありますが、子ども達の笑顔と安全のために日々の保育を大切にしていきたいと考えています。

温かいご協力、ご支援をいただき、本当にありがとうございました。

尚、こ９月１１日（火）に予定していました地域交流を中止とさせていただきました。１０月は予定通りに行います。（後日改めて日程をお知らせいたします）